オーガニック女子会❣️愛知県の発酵調味料の作り手さんを訪ねる旅に参加して

5月21日と22日に、愛知県の碧南地区のこだわりの作り手さんをまわり、工場見学や細かな原材料の説明や、商品にかける思いなどをじっくり伺って来ました。

今回、企画をしてくださったのは、株式会社オルネの嘉納未来子さんです。

有機村ではオーブスの水商品や青パパイヤ酵素、バイオノーマライザーを卸してくださっている美しい女性です。

嘉納さんは、日本全国の自然食品の店を回る中で、男性店主たちの交流や情報交換の機会は結構あるのに、補佐をしている女性たちの交流がほとんどないことにもったいなさを感じておられたそうです。

なぜなら、女性たちは、女性ならではのアイデア持ち、それぞれのお店の特徴を活かしながら経営、あるいは経営補佐をしている。そんな頑張っている女性たちの交流や情報交換の場があり、お互いが参考にし合えば、よりオーガニック業界は盛り上がっていくのではないかとこのオーガニック女子会をたちあげてくださいました。

 

今回は3回目の女子会で、私は初めて参加しました。

参加されているメンバーがすごい方ばかりで、圧倒されっぱなしでした。

 

見学先も、お店で扱っている商品の製造メーカーさんばかりで、工場を見学したり、国産原材料やこだわりの製造方法、商品にかける思いなど、熱いお話をたくさん聞いて感動しきりでした。

三洲三河みりんの角谷文治郎商店さん、白だしや白たまりの日東醸造さん、圧搾一番搾り菜種油のほうろく屋さん。

 

愛知の碧南地区は、お酒や豆味噌やみりんや醤油の製造元がたくさんあります。

それぞれの生産者さんが、食べる人たちの健康を思いながら商品を作り、同時に環境を守っていくことに貢献したいと本気で行動して、さらに口々に日本の伝統文化であり、この地域の発酵文化を未来に繋げて行きたいと熱い思いを語ってくださいました。

 

私たちも、自然食業界には環境問題から入りましたが、環境と人が調和する社会作りは、食や農のあり方がとても重要である事を伝える場として有機村という形になっています。今回はそんな原点の思いを伝えることの大切さをあらためて考え直した2日間となりました。

 

今回は、地元愛知県、石川県、神奈川県、埼玉県の自然食品店を営まれている皆さまと交流出来、やはりそこにはたくさんの物語と思いがある事を知り、それぞれの場所でバランスよく形にされている姿を見て、聞いて、とてもいい刺激をいただきました。

企画、運営してくれた嘉納さん、ありがとうございました!

後ろ姿もステキな嘉納さん。

 

 

 

この記事を書いた人 井上 恭子

富士川町で、夫と息子、義父との4人暮らし。5年前まで、富士川町の里山の古民家で、自家用の自然栽培米を作りながら火を使ったスローな暮らしを実践。米作りは今も毎年続けている。家業は甲府の自然食品有機村。昔ながらの豊かな日本の里山の暮らし、より自然に添った育児などの経験から得た知恵や生き方の極意などを自分の生活の中で実践中。

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