私事で恐縮ですが5年間介護していた母の事を書きます。
人によっては新年早々重い話なのでスルーしてください。
昔、看取り士の柴田久美子さんを山梨に初めてお呼びし講演会をした
こともあり、「看取り」に大変関心がありつつも、いざとならないとなかなかその気になれないのが正直なところでした。
そんな中母が、今重篤な状態になっています。
この状況でこんなこと書いてる場合じゃないとも思いましたが
私の経験が少しでも看取りのご関心のある方の参考になればと思い、付き添いながら書こうと思います。どこまで書けるかわらずお役に立つ内容になるかわかりませんが、読んで頂ければ幸いです。
母は暮れに急に食べられなくなり、元日に息苦しくなり救急車で病院に運ばれ、何も口にできず、意識はなくなり、今は点滴のみで何とか生きています。
入院してからも思わしくなく、顔がむくんで急性腎不全と心不全になったようで、主治医の先生に自分と家族の気持ちを心から伝え、最低限の治療に変更していただくお願いと家で看取りたい話をしました。
病院は快く私の考えを受け入れていただき、母を連れて昨日家に帰ってきました。その後、日本看取り士会看取り士の岡さん土橋さんにアドバイスいただき、母を抱きしめたり、手を強く握って大丈夫と声をかけています。主治医の先生、看護士さん、ケアマネさん、訪問看護士さん、ヘルパーさんのおかげで在宅看護ができます。後悔なく看ていきたいと思います。(つづく)